2月3日は節分。
〜なぜこの日に鬼は外なのか、知ってますか?〜

公開日: 2017年2月3日金曜日 日々のこと 暦のお話


今日、2月3日は節分。

自然界に沿う生き方で捉えれば、明日の”立春”が1年の季節の幕開けとなります。

「でも、アジア各国がお祝いする旧正月と何が違うの?」
とてもよく生徒さんから質問されます。

自然界は陰陽、つまり 陰が先、次に陽という流れで動いています。
また「春夏秋冬」とされるように、春から季節はスタートしますよね。

そして

旧正月(今年は1月28日)は新月です。
陰陽学では月は陰、太陽は陽とされています。

陰は見えない世界。
陽は見える世界、春という季節。つまり私たちの住む物質社会のことです。

なので

旧正月が過ぎ、太陽歴である二十四節気の”立春”で陰陽どちらも明けてやっと1年の幕開けと捉えるんですね。

その幕開けの前日が”節分”です。


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では、なぜ豆をまいて「鬼は外〜、福は内〜」になったのでしょうか?

実は春分の前日、つまり今日までは邪気(魔)が溜まりやすい時期とされているんですね。

邪気とは自然界のウィルスだけでなく、人間の邪(よこしま)な心のことを含みます。




中医学では以下のようにされています。

冬は”冬蔵”、つまり動物が冬眠するように、カラダに様々なものを溜め込もうとする

春は”疏気”、つまり冬の溜め込んだものを外に発散させようとする

なので、冬の間に溜まった様々なものを浄化しようとしたのが「節分」というワケです。


また、さすが言霊の国、日本。
魔を滅する、「魔 滅」=「豆」をまくようになったそうです。

夜の時間に行うのは、魔が来るのは夜とされているからなんですね。


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では、節分の起源はどこからでしょう?
やはり中国のようです。

古くは奈良時代に伝わってきたようです。

ただし「まめ」の発音は日本語なので、豆まきではありません。

中国では「大儺の礼(たいなのれい)」という鬼祓いの儀式でしたが、日本に伝わり「追儺(ついな)」という名に変わり、宮中で陰陽師により執り行われていました。

簡単にいえば、厄払いの儀式です。


日本ではそのまま「節分」として残りました。
では、中国ではどうでしょうか?

やっぱりあるんです!
中国人の同僚がなんか言ってたのを、今になって思い出しました!


「送窮」(中国語ピンインはsòng qióng)といいます。


「送」はこの場合だと外に出す、動かす。
「窮」は行きづまって身動きができない。こまる。貧乏する。

ようは


「家にいる貧乏神を追いだす」ということです。



なるほど〜〜〜。
やっぱり似たような風習が残っているんですね。


こうやって掘り下げていくと、共通点が見出せて面白いですね!


ではでは。
今夜は豆まきを楽しんで、明日の立春を心地よく迎えましょう。


今日も読んでいただき、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ



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