1月5日より小寒。七草がゆを食べよう!

公開日: 2017年1月8日日曜日 暦のお話



「小寒」とは寒の入りのことで、次の節気の「大寒」は一年の中で最も寒さの厳しい季節とされています。

お正月に家族や友人と過ごす時間が増えると、つい食べ過ぎてしまいますよね。
私もかなりお腹がタプタプです・・・やばっ!

1月7日といえば「七草がゆ」ですね。
ここでは薬膳的な効能をご紹介していきますね。


+++++    +++++    +++++


【七草がゆの由来】

起源は薬膳の本場である中国の「七種菜羹」という七種類の野菜を入れたスープを食し、無病息災を願い邪気を払う習慣が日本に伝わったものだそうです。

日本以外の多くのアジアの国では現在でも旧暦が年明け、お正月となります。
今年は1/28が元旦になりますので、今ごろは日本の師走にあたります。

しかし日本は明治6年以降、新暦を使っているのですでにお正月を終え、飲みすぎ食べすぎによって胃腸が悲鳴をあげている時期と重なります。

なぜ胃腸が悲鳴をあげるかというと、体内に余分な熱がこもってしまうからです。

そのため「胃もたれ」は口臭やガスの症状もともないますよね。これは体内の熱によるものです。

この「体内にこもった余分な熱を払い、尿とともに体外に排泄させる」ということが、1月7日に「七草がゆ」を食すという習慣になりました。


+++++    +++++    +++++


薬膳的に見ていくと、なぜこの組み合わせなのかが分かります。
昔の人の知恵ってすばらしいですね▽`*)

 
①芹(せり)→ 食欲増進・解熱・整腸作用

②薺(なずな)→ 解熱・利尿作用

③御形(ごぎょう)→去痰・咳止め

④繁縷(はこべら)→利尿作用

⑤仏の座(ほとけのざ)→ 解熱・解毒作用

⑥菘(すずな) ※カブのこと→ 利尿・通便作用

⑦蘿蔔(すずしろ) ※ダイコンのこと→ 利尿・食欲増進作用

ちなみに⑦の大根は、大根おろしを秋刀魚などの脂の多い魚に添えたりしますよね。それは「脂による食当たりを防ぐため」です。

そのため、当たらない役者のことを「大根役者」と呼ぶようになったそうです。
おもしろいですね(*^-^*)



+++++    +++++    +++++


二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
芹乃栄」 芹がよく生育する

霜が降り始める

【次候】
水泉動」 地中で凍った泉が動き始める

【末候】
雉始雊」 雄の雉が鳴き始める


+++++    +++++    +++++

【小寒の薬膳】

寒さが最も厳しくなる前の時期。《暦覧》では、「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と記されています。

こんな時は、とにかくカラダを温めるものをとるようにしましょう。


この時期の旬食材は

★せり
春の七草のひとつであり、昔は食材が乏しくなる冬の貴重な栄養源とされてきました。

★寒シジミ
江戸時代の薬学書に登場するほど、古くから薬膳の効能があるとされてきました。特に解毒、体内に溜まった余分な水を排出する作用があります。

★コマイ
漢字で「氷下魚」と書くのは、水温が氷点下になっても凍らないため。
乾物が定番で日本酒とよく合います。

★ヒラメ
冬になると上品な白身に脂がのり、プリプリの食感に。
昆布〆だと旨味が引き立ちます。

★国産レモン
国産レモンが出回る貴重な時期。
塩レモンを仕込むなら、この時期がおすすめ!





新年初めての節気。
しっかり食を楽しみながら、薬膳ケアもしていきましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ











  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A