9月22日より秋分。陰と陽がほぼ同じの中庸になり、 冬至に向けて夜が長くなっていく頃です。

公開日: 2016年9月26日月曜日 暦のお話


中秋の名月。今年は9月22日ですね。
今年は雲が重なり、幻想的な満月でしたね☆

今年の秋分を境に、エネルギーシフトが変化していくといわれています。
私も7月下旬から、様々な出来事、それにともなう心境の変化を感じています。

「内なる自分に委ねてみる」

あせって本を読んだり
ネットで調べたり
何かしなきゃとジタバタする

そういう「過去のあせっている自分」、一度すべてリセット!

そしたら時間に余裕ができるので、お片づけがはかどる。
すごくラク!そしてスッキリ!

わーい、楽しい(*^-^*)

++++   ++++   ++++

二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
雷乃収声」 かみなりすなわちこえをおさむ

雷が鳴り響かなくなる

【次候】
蟄虫坏戸」 ちっちゅうこをはいす(むしかくれてとをふさぐ)

虫が土中に掘った穴をふさぐ

【末候】
水始涸」 みずはじめてかるる

水が凍り始める

++++   ++++   ++++

3月20日の春分から半年が経ちました。
1年の上半期が終了、今日から下半期に入りました。

1日を1年に例えた時の「日の入」にあたり、日が沈み夕暮れの空に思いを馳せる、最もドラマチックな季節です。

昼と夜の狭間である夕暮れに不思議な感覚があるように、秋分は1年のトワイライトゾーンなのかも知れません。 

3月中旬の春分が種まきの時なら、1年の反対の位置にある今は開花、成熟を迎える時といえます。 

+++++  +++++  +++++

【春分と秋分は中道の象徴】
「彼岸」とは春分、もしくは秋分の日を前後3日間はさんだ、合計7日間。

仏教における彼岸は祖先を祀る他にも、精神的に特別な意味合いを持っています。 

ブッダは厳しい苦行と快楽という両極を体験した上で、真理を探し求めていました。ある時、ブッダが苦行している最中に、歌を歌いながら通りかかった農夫がこう言いました。

「弦は強すぎると切れる、弱いと弱いでまた鳴らぬ。ほどほどの調子に締めて、上手にかき鳴らすが良い。」

雷に打たれるような衝撃が走りました!
同時に真理を悟りました。

ブッダが悟ったことは、"この世は無常"である、全てが変化し続けているというシンプルなことでした。

変化するという事実を認めないこと、つまり

無知」が「迷い」を生み
「迷い」が「欲望」を生み
「欲望」が「執着」を生み
「執着」が「苦しみ」を生み・・・

という、心理的な構図に気がつきました。

「両極端に走らない"中道"が大切なのだ。」

ブッダは35歳で悟りへの鍵を手にしました。

中道をいくということは、アンバランスや偏りを認めるということでもあります。

中道は真ん中で静止し動かないことではなく、変化の動きの中で常にバランスを意識することです。

風に吹かれ、揺れる木々のように抵抗しないというのは、自然のあり方の基本スタンスかもしれません。

惑星もそれぞれにブレ(離心率)を持っており、偏りを持っています。

それは抑揚やグルーヴのようなものであり、偏りは常に中心(芯や軸)を意識して動いているといえるのです。

+++++  +++++  +++++

【秋分の養生法】
秋分は散歩がおすすめ

過ごしやすい気候となり、紅葉や果実が私たちを楽しませてくれる季節になりました。
ただ、ダラダラと歩くのではなく背筋をまっすぐにし、丹田(おへそから約三寸下にあるツボ)にカラダの中心を置くようにして、手足はなるべく脱力した状態で歩いてみましょう。

カラダの中道は"丹田"のツボです。
上半身の重みを、そこを軸にしてストンとのせる。そんなイメージです。
ここを強化することにより、精神面のバランスがとれていきます。


【処暑の薬膳】
秋分は潤肺のものを

「潤肺」とは秋に乾燥しやすい肺の状態を改善することです。
ちょうど今の季節、咳や痰が出やすくなっています。
これは秋になっても夏の暑気が体の中に残り、肺が乾燥しているためです。
肺の中の余分な熱を冷ましてくれる食材をとるようにしましょう。

秋に出回る芋類やナッツ類がおすすめですが、特に薬膳的効能が高いのは、以下です。

■芋類⇒山芋

■糖類⇒ハチミツ、サトウキビ

■豆・ナッツ類⇒アーモンド、銀杏、杏仁、松の実、ピーナッツ

■野菜類⇒クレソン、くわい、しろきくらげ、百合根、れんこん

■果物⇒杏、いちじく、柿、すだち、かぼす

■魚貝類⇒白身魚

■油⇒ピーナッツ油

++++   ++++   ++++

この時期の旬食材は

★ざくろ
旧約聖書や古い医学書に登場し、「神秘的な実」とされてきた。健康や美容によいとされている。

★イチジク
実の中に花が咲き、外から見えないことから「無花果」と書く。


★柿
「柿が色づくと医者が青くなる」といわれる。薬膳的には解毒、鎮熱、肺を潤す作用があるとされています。

★秋サバ
10月頃に獲れる秋サバは脂がのり、1年でもっとも美味しい。

★戻りガツオ
秋に太平洋を南下するのが戻りガツオ。「トロガツオ」とも呼ぶのは、初ガツオより脂がのっているから。


新しい波動の流れにうまくのるため、旬の食材をとるのはとても重要です。
自然のめぐみを享受し、楽しんでいきましょう。

  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A