8月23日より処暑。この頃より暑さが処む(やむ)ことからいいます。

公開日: 2016年8月23日火曜日 暦のお話


朝はセミさんの声で起こされ、夜は虫さんの大合唱で癒され・・・。
一年の中で、もっとも夜が好きな季節です。

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二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。


【初候】
綿柎開」 わたのはなしべひらく

綿を包む咢[がく]が開く

【次候】
天地始粛」 てんちはじめてさむし

ようやく暑さが鎮まる

【末候】
禾乃登」 こくものすなわちみのる

稲が実る

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光がもっとも満ちる夏至から約2ヶ月が経過し、地温の上昇に伴い海水温も上がり、台風や大雨など、天候が不安定も季節でもあります。

【処暑の養生法】
今年の三伏の末伏は8月25日まで。夏バテの人もあと少し!の辛抱です。

三伏を過ぎると、まだ日差しは厳しいものの湿度が少なくなり、カラっとした気候に変わっていくのが体感できるようになります。

これは夏の湿度による"湿邪、暑さによる暑邪から、秋の乾燥による燥邪"に入れ替わってきたためです。

処暑の頃は適度に水分補給をすることを心がけましょう。冷たい飲み物ではなく、白湯がおすすめ。白湯は体内の気•血•水のすべてのバランスを調えてくれます。

この頃、最初にダメージを感じるのはお肌、髪、そして鼻や喉。

日差しは強いのに空気が乾燥して、潤いが不足しがちになります。
スキンケアは保湿を中心に、乾燥を未然に防ぎましょう。

また、鼻や口の中が乾燥してくるとから咳がでて、喉に痰がでるようになります。そうすることにより、炎症から喉を守ってくれているんですね

処暑の薬膳】
立秋は夏の涼性から平性へゆっくりとシフト、でしたね。
処暑は平性に引き続き、初秋のものを少しずつ取り入れていきましょう。

また暑さから寒さに変わるこの季節は、「収(収斂・しゅうれん)」効果の高い酸味を適度にとることにより、汗が無駄にダラダラでるのを抑えてくれます。
酢の物、梅干しなどを。

空気が冷たくなった時にも汗が出すぎるままだと、体温が低下してしまいカゼをひきやすくなってしまいます。

いよいよ空気が乾燥してきたら、「清熱安神類」をとりましょう。
白きくらげ、百合、蓮の実、ハチミツ、胡麻など。
空気の乾燥によるノドの痛みや咳をやわらげてくれます。

この時期の旬食材は

★さんま
すべてが国産で天然物という、貴重な魚。
8月に獲れる北海〜三陸産は脂がのって美味☆

★いわし
暑さが増すにつれ、脂がのっておいしくなる。
味噌や薬味を刺身にたたき込んだ「なめろう」は暑い 季節にぴったり。


★青柚子
夏に収穫され、さわやかな香りと酸味が魅力。この季節は「柚子こしょう作り」の仕込みを。

★新さといも
冬場の大きなさといもとは違い、小ぶりでみずみずしい。丸ごとゆで、皮をつるっとむいて食べるのがおすすめ。

★新米
早い地域では米の収穫が始まるころ。
みずみずしいホクホクのご飯とさんまの組み合わせが♡

アーモンドを食べましょう
空気が乾燥してくると、から咳がでやすくなります。アーモンドは喉を潤し、痰を外に出しやすくする作用があります。

アーモンドは胡麻と相性がよく、クラッシュしてほうれん草の胡麻和えにしても。工夫して、楽しくレシピを考えてくださいね。

今年は気象が不安定なので、気温の変化に負けないよう、カラダを調えていきましょう。













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