6月21日より夏至。日照時間が最も長くなることからいいます。

公開日: 2016年6月27日月曜日 暦のお話


川沿いのあやめが美しい季節。
七十二候の次候でも表現されていますね。

+++++    +++++    +++++

二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
乃東枯」 なつかれくさかるる

夏枯草が枯れる

【次候】
菖蒲華」 あやめはなさく

あやめの花が咲く

【末候】
半夏生」 はんげしょうず

半夏(からすびしゃく)が生える

+++++    +++++    +++++

「夏至」は一年の中で日照時間が最も長く、日照時間が長い日になります。

「冬至」の日から増えてきた陽の気が、夏至の日で陰と陽の気がちょうど半々になります。
冬至から陽の気、つまり光が増えて自然界も私たちの活動もアクティブになっていましたが、ここで一度、「夏至」の折り返し地点になります。

つまり夏至は、今のままでいいのか一度立ち止まり「起動修正」する時なのです。

「内なる自分と向き合う」
「今のままでいくか、改めていくか」

自身に問う日でもあります。
この日はなにより、心の浄化をして内なる自分との会話してみましょう。

中医学の基である陰陽五行説は、私たちの心を自然界に照らし合わせ、
自身を問う学問であるといえます。

まずは基本である心の邪気を払うことができて初めて、薬膳や中医の健康法の効果が現れるようになるものです。

【夏至の薬膳】
梅雨がまだ明けやらぬこの時期、湿度により不調をもたらすもの(湿邪といいます)による不調に注意しましょう。

陽の気がピークの今は、陰性の食べ物がまさに旬です。
陰性はカラダを冷やすとよくいわれますが、カラダの熱を冷ますといったほうが
分かりやすいと思います。

この時期、用心したいのはナス、苦瓜などの苦味をとりすぎたり、生のものばかり食べて熱を冷ますどころか逆に冷えてしまう人がいます。

そんな時は日本の伝統料理でもおなじみの薬味を多く使います。

大葉、しょうが、あさつき、さんしょう・・・

どれもピリっとした辛味に入り、カラダの内が温まる感じがしますね。
ポイントは唐辛子のようなビリビリっとくるものではなく、あくまでピリッです。

他にパクチーやバジルといった西洋ハーブも余計な湿邪を取り除いてくれますよ。

【関節を動かしましょう】
梅雨の影響で胃腸が重く感じるのもこの時期。
他にも湿邪は各関節や首の後ろ、手足などの末端に停滞し、何をしてもだるさが抜けないようになります。

消化不良には胃腸が回復するまでは軽めの食事にするといいでしょう。

また関節を意識的に動かしたり、手足をブラブラしてみましょう。
スッキリと重だるさがとれますよ。

私も明後日から、千葉での講座が始まるので引き締めていきます。
さて。やるぞ〜〜!


  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A