6月5日より芒種。芒のあるイネ科作物の種をまく頃からいいます。

公開日: 2016年6月8日水曜日 暦のお話

可憐なすずらんの花。
近所の草むらに咲いてました。

こういうところ、千葉っていいな(^-^)

今年は双子座の新月とも重なり、パワーの強い日となりましたね。
これから621日までの夏至まで、陽(光や行動力)のエネルギーはますます強くなっていきます。

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二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
蟷螂生」 かまきりしょうず

カマキリが生まれる頃

【次候】
腐草為螢」 くされたるくさほたるとなる

枯れ腐れた草の中から蛍が舞い、光を放ち始める
※昔は腐った草が蛍になると考えていました

【末候】
梅子黄」 うめのみきばむ

梅の実が黄味を帯びて熟す頃

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芒種は別名、”毒月”とも呼ばれています。
理由は急に暑くなり、陽気が頂点に達する頃なのでカラダに負担がかかりやすい上、梅雨とも重なるため食べ物が痛みやすく、湿毒が発生しやすい為です。

そのため、昔はこの時期に病気にかかり、亡くなる人が多かったそうです。

【梅雨について】
『梅雨』という言葉は中国・江南地方の梅が黄色に色づく季節であることからこう呼ばれるようになり、日本に伝わりました。中国では長雨とよびます。

【芒種の養生法】
部屋と外気の温度差は8前後で保つようにしましょう。
それ以上の差だと人体本来の温度調節機能が鈍くなり、体調を崩しやすくなります。
またエアコンをつけっぱなしにしていると換気をせず、空気がよどみ、酸欠になりやすくなります。34時間毎に換気をするようにしましょう。

【芒種の薬膳】
陽気が盛んになると生き物としての活力が増し、肌の毛穴が開き体温調節のために汗を出そうとします。

さらに湿度が高くなることから、消化機能の働きが弱くなり体調を崩しやすくなります。
薬膳では体の余分な水分を排出し、消化機能(脾、胃)をサポートすることが大切です。
湿度は”湿邪”として体内に留まりやすく、それと同時に気血水のめぐりも滞ってくるため、
カラダの末端である手足が重く、だるいなどの症状がでてきます。

こんな時は”さやいんげん”がオススメです。
体内の余分な水を排出してくれますよ。

豚肉もおすすめの食材です。
豚肉は肉類(鶏、牛、豚)の中で唯一、涼性です。
脂身の多くて温性の牛肉をこの時期にガッツリ食べると胃が重くなることがありますが、
豚肉は体内に潤いを与える津液を補ってくれます。

事実、暑い地域(沖縄や赤道に近いアジア地域)は肉類の中で豚肉の消費量が最も高いです。

【バーベキューにはニンニクを】
芒種の頃から蚊が多く発生してきます。
森林の近くにお住まいの方、山でテント泊まりをされる時は以下の方法で
蚊に刺されるのを防ぐことができます。

にんにくを食べるとにおい成分が分泌液(汗)として発散され、蚊が近寄ることができません。バーべキューの材料に入れてみてはいかがでしょうか。

またビタミンB1,2)を睡眠の1時間前に飲んでも同じように効果があります。
しかし、ビタミンBは油溶性で体内に溜まりやすいので、長期の服用は避けるようにしましょう。

もうすぐ梅雨入り。
雨の日もお家で薬膳の勉強を楽しみながら過ごします☆




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