3月5日より啓蟄。蟄伏(ちっぷく)していた地中の虫たちが地上へ上がり、啓(ひら)かれることからいいます。

公開日: 2017年3月9日木曜日 暦のお話


一気に春らしい気候になりましたね。
頬にあたる風が、寒さではなく心地よく感じます(^-^)

地面に目をやると、表面に虫たちが這い出した跡のような穴ポコが発見できますよ。

忙しい毎日を送っている方は、ほんの少しだけでいいのでしゃがみこんで、春の息吹を感じてみてくださいね。



二十四節気のひとつの節気をさらに三つ、約五日間づつに分けた"七十二候"では下記のように表しています。

【初候】
「蟄虫啓戸」 すごもりの虫、戸をひらく

冬眠していた生き物たちが、春の日差しのもとに出てくる頃。

【次候】
「桃初笑」 桃初めて咲く

いよいよ桃のつぼみがふくらみ、花が咲きはじめる。

【末候】
「菜虫化蝶」 菜虫、蝶となる

"菜虫"とはキャベツなどについている青虫のこと。厳しい冬を越したさなぎが羽化し、蝶となって羽ばたいていくころ。


+++++    +++++    +++++



この時期の旬食材は

★葉わさび
やわらかい若葉は春限定の味覚。時間が経つと香りや辛味が飛んでしまうので、醤油漬けなどは密封容器で保存を。

コシアブラ
かつては樹脂、つまり油を絞って塗料に使っていたことからこの名前がついた。春先の新芽は天ぷらが美味☆

★ヤリイカ
冬から春先にかけて大きく成長し、ヤリのように尖ってくることからそう呼ばれるように。やわらかな身が特徴で、刺身でも煮ても美味。

★サヨリ
下アゴが針のように細く突き出していることから「針魚」と書く。身の美しさを活かした「糸造り」が定番。

★サワラ
魚へんに春と書いて「鰆」。特に関西では春を代表する魚として人気。上品な白身は西京漬けや酢〆がおすすめ。

★新たまねぎ
辛味が少なく甘みのある新たまねぎ。ぜひ、生のシャキシャキ感を活かしてサラダに。




+++++    +++++    +++++



【アレルギーや毒だしの症状に注意】
春の陽気とともに、冬の間に溜め込んでいた毒素が一気に排出されるようになります。

暖かくなってうれしいんだけど、目や肌がかゆくて・・・という方も多いのではないでしょうか。

特に花粉症がつらい・・・という方。

春先にひどくなるのは、春は冬にためこんだ毒素を排出する働きが強まり、大量の花粉を異物の侵入と誤認し、鼻水や涙で防御しようとするためです。


花粉症やアレルギー以外にも、於血水毒、つまり体内に停滞していた澱んだ血液や体液が気温の上昇とともに、排出というかたちで体表に出てくるようになります。人によっては血便がでて驚く方もいるかもしれません。このように、普段は気付かなかった不調が出てきやすい季節でもあるのです。

春は"発散"の季節。
それは私たち人間以外に生物など、自然界すべてに起こる現象といえます。

なのでアレルギー症状などの毒だしは仕方のないこと。

しっかり出し切ったら、次回はそうならないように"溜めない生活"を意識していきましょう。

そうはいっても、やはりつらい・・・という方は精製されていない食材を避けるようにしましょう。

ようは

白パン、白米、交ざり物の多い穀物類などです。
混ざりものが多ければ多いほど、添加物(毒素として溜まりやすいもの)が多く含まれています。

そのため、アレルギーやアトピー体質の方は治るまでは玄米、全粒粉の小麦粉、100%のそば粉などがおすすめです。


「治るまでは」というのは本来「食」とは楽しみ、五感をとぎすますもの。
特にアレルギーがないという方はガチガチにならずに、穏やかにいきましょう。


【啓蟄の過ごしかた】

■睡眠を充分にとりましょう
この時期は体がだるく、よく眠気におそわれます。
"春眠暁を覚えず"とは、春には朝が来たこともわからないほどよく眠るということですが、これは正常な生理現象です。

気温が上がると、ちぢこまっていた全身の血管にたくさんの血液が流れるので、そのぶん脳に送られる血液が減り、このような"春は眠い"現象が起きるようです。

■すぐに薄着にならないいようにしましょう
啓蟄の頃は朝晩の寒暖の差が大きいため、風邪をひきやすくなります。少々暖かくなったからといって、すぐに薄着になるのは禁物。

カゼは寒い時よりも、むしろ暖かくなり汗をかいて服を脱ぎ、体が急に冷えた時にかかりやすいので注意しましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございます♡
















  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A