私が思うアーユルベーダと中医で共通するもの、しないもの。

公開日: 2015年11月8日日曜日 日々のこと 薬膳レッスンと資格

美学薬膳のサイトでは気・血・水のタイプから、それに関連する不調についてお伝えしています。

ヨガに詳しい方であれば、
「あれ、これってヴァータ、ピッタ、カファのことじゃない?」

そうです、アーユルベーダと中医学って共通していることがとても多いんです。
では、なぜ私はアーユルベーダではなく薬膳(基本は中医学)の講師をしているのか。

それは過去、様々なことで凹んだ時期があり、心の支えとしてヨガを勉強するためにインドに行ったのがキッカケでした。

ヨガにハマり、インドでグル(師匠)からヨガ(アーサナの他に食生活、ヨガ哲学)をレクチャーしていただき・・・。

なんか、今までのヨガ熱がハッと冷めたんです。

なぜかというと、それはインドでは通用することだけど、
そのまま日本でやるとなると、違和感を感じるような気がしたから。

最も大きな違いは四季、つまり気候が大きく違うんです。
気候と体質は大きく影響を受けます、地域によって顔立ちや体質が違うのはこのためです。

私がいた北インドは日中は真夏、朝晩は冬のような寒暖差がありました。
春夏秋冬という四季がなく、乾燥した気候で肌がカサカサになりました。

対して日本は四季がはっきりしていて、
湿気が高く肌も適度にうるおいを保つことができる国。
じゃあ、中医の本場である中国は?

私は上海に5年間住んでいましたが、地理的に近いこともあり
日本と同じような四季、湿度の中で生活していました。
気候が同じということは、旬の野菜もほぼ一緒。
本来、日本の野菜は中国大陸から伝来したものがほとんどです。

インド料理はスパイスが効いた液状のもの、
つまりカレーのような料理が多い。
たまにはいいけど、毎日は・・・。
クミンのスパイス茶なども匂いがすごいので、
職場に持ち込むのはちょっと厳しい・・・。

だったら。
せっかく四季の移ろいがある日本なのだから、
旬の野菜やお魚を使っておいしい料理を作りたい。
普段、簡単に手に入る食材の効能を知れば、カラダにいい料理を作れるはず。

これが薬膳の世界に入ったキッカケでした。

ここからは、あくまで私の主観です。

アーユルベーダはヒンドゥー教などの宗教的な影響が多いのに対し、
中医は道教(道徳、善行)が基本。
つまり、ちょっとゆるい。カッチリしすぎていない。
くだけていうと、健康に楽しく生きてナンボ的な。

共通して目指すところは「中庸、つまり偏らずにバランスをとる」ですが、
アプローチ方法が違うように感じます。

また中医では針灸でおなじみの「経絡」という、臓腑と関連したエネルギーの通り道がありますがアーユルベーダには存在しません。
ただ、「スロータス」というエネルギーでもリンパでもない、排毒する通り道のようなものがあります。

まとめると。
アーユルベーダはデトックス(カラダは神が宿る神殿なので常にキレイに)重視に対し、中医は中国王朝の繁栄が目的だったというのもあり、長寿&子孫繁栄に重きを置いているように感じます。
また、心の詰まり(ストレス)が最も体内の流れを滞らせ、病の原因になるという考え。

もちろん、中医でも毒素(於血や水毒)を出す食べ物(漢方含む)という考えがあります。春の山菜は冬の間に体内に溜まった毒素を出すため、ほとんどがデトックス食材なんです。特別なことをしなくても、毎日の食事でデトックスできるのはとってもラクです。

長くなってしまいましたが・・・
これらの理由から、私は同じ漢字の国でもあり理解しやすい
中医派になってしまいました 笑。

なのでヨガも「経絡ヨガ」のクラスを行っています。
師匠は本山 博先生です。

経絡上のコリや流れの悪さからエネルギーの滞りを確認し、
臓器の不調をひも解いていくクラスです。
結果、なぜこのような症状がでるのかを経絡理論を通じてお話しています。

でも、やっぱりインドも好きなんですけどね。
あのカオスがたまらない!

この感覚分かる方、薬膳やアーユルベーダのこと、お話しましょう!
お待ちしてます。










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