9月23日より秋分。秋風が吹くと自然界の『気』が動き、私たちの心もゆらぎがちです。

公開日: 2015年9月25日金曜日 暦のお話


中秋の名月。今年は9月27日ですね。
ここ横浜では曇りらしいので、なんとか見れそう。楽しみです。

月夜の楽しみは、月の光を浴びながらベートーベンの『月光』を聞くこと。
大好きな時間です。

昼と夜の長さがほぼ同じになる『秋分』はお彼岸でもあります。
“暑さ寒さも彼岸まで”といわれるように陰と陽もほぼ同じ、つまり『中庸』に近くなります。この日を境に陰の時間が徐々に長くなっていきます。

中庸が心地よい秋分は、西方浄土を重んじる仏教でも『彼岸会』という最大の仏教行事の日であり、神社でも秋季皇霊祭という歴代の天皇のまとめて奉祀する重要な忌日となっています。

中医学や薬膳の基礎でも“中庸”、つまりバランスが最も大事だと考えます。
気候やカラダの状態を考慮したうえで、いかにバランスをとるように調整していくか。心もカラダも偏りすぎない、それが健康であるということです。

また秋は悲しい気持ちになるといいますよね。
実は秋風が吹くことにより、自然界の気が激しく動くので私たちの心や気分もそれに引っ張られ、フラフラしやすいといわれています。『気』を手っ取り早く取り入れるには深い呼吸、瞑想。心がフラフラしやすい時は丹田(おへそから約9cm下にあるツボ)に意識して力を入れると精神が安定しやすいといわれています。

秋分の頃のおすすめの食材は肺や喉を潤す『潤肺、止咳』、そして気を補う『補気』のもの。

『潤肺』とは乾燥した肺の状態を改善すること。『補気』とはエネルギーを補うもの。今の季節、咳や痰が出やすい方が多いのでは。それは秋になっても夏の暑気が体の中に残り、肺が乾燥しているための症状だといわれています。

肺の中の余分な熱を解熱をし、さらにエネルギーも補ってくれる秋の食材は下記です。

銀杏、山芋、蜂蜜、ゴマ、ぶどう、ナッツ類、きのこ類

特に不調がなければ、おいしい秋の旬食材を堪能しましょう。






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